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水墨画人物の描き方は、人物デッサンを基にすべきという良い理由があります。

つまり、肖像画は似顔絵とは相違なるものになり、水墨画人物では、その被写体の特徴をつかむという理論ではちぐはぐなタイプになります。
つまり、墨で描くという手法は、筆記スタイルの手の動きという意味ではなく、それは、書体としてのオーマティック・ドローイングとは意を異にするのです。

つまり、腕の運動に依る筆記では、それは、絵画とは呼ばれないのです。

なので、水墨画を一種のスタイルとしてみるような考えでは、水墨画は踏襲できません。

そして、水墨画の技法としての濃淡技法に関しても、それが、スタイル書式である限りにおいては、人物の個性を現すことは決して出来ないのです。

人物デッサンという考えにおいては、被写体モデルの人間性が現れなくてはならず、
そのために、人物の性格を正確に移しとることが必要になります。つまり、自らのスタイルに相手を当てはめるのは、化粧と同じ理論として、浅薄になります。

水墨画を描くうえで準備するもの

準備するものは、筆の三点セットでよいでしょう。

水墨画に平筆を使用するかどうかは個人の判断になります。そして、大中小という類に分けて、線描、ぼかし筆、腹使い筆と分けて使用しましょう。小の筆は、面相筆でちょうどよいので、日本画材を調べると良いです。そして、絵皿に、墨を入れるものと、真水の皿とに分けて使用してください。

また、紙質の事になりますが、半紙になんども重ねて墨を塗ると、その薄さ加減の為に、水分が多いと、紙が破れますのでご注意ください。そして、墨の層を紙面の状態として、確認できるようになるために、凹凸のある多少ざらつきのある画用紙を参照すると良いです。

それか、日本画で使用する柿渋台で、水張りにした画用半紙に描くべきとなります。紙の質にこだわることは、墨の彩度にこだわることにもなります。ですので、その肉眼に依る色の濃淡が判る人であるなら、画用紙と、墨の色にこだわりましょう。

人物の描き方の手順

全身をかく基本

全身を描く基本としては、脊柱のラインを意識して、立地面から仕上げます。

人物が紙面にてちゃんと立っている様子を描きます。もしくは、ポーズの状態であっても、その立ち位置や、座り位置が、重力関係を現すようにしてください。現実感のするデッサンを絵画と呼びます。そして、全身を描く場合に、その人物が着衣であるのなら、その衣服のカラーをそのまま水墨画に表すことはできません。

つまり、グレースケールに依る明度の表現では、水墨画は成り立たないのです。つまり、グレースケールである時点で、絵画というよりも墨の濃淡だけの画になってしまいます。ですので、眼の感性を色を見分けるように、そして、その紙面上に色彩構成としての、展開値を表現するのです。

これは、絵画の画面構成として必須のことになり、逆に墨の色にこだわるという表現をしないで済むようになります。もし、墨の色で表現するというのであれば、国産の墨をすずりで摺るところから始めてください。墨には油分も入っていますので、その微妙な濃淡に依る墨彩色の違いは、書道の部類と匹敵するかたちになります。衣服を表現するのであれば、その衣服を着ているモデルがヌードのように見えなくてはなりません。

そして脊柱と骨格を意識して、イメージモデリングを行ってください。衣服はそれに引っかかるように描くと、描けます。ただし、眼力のヴァリエーションを、明度では判断しないようにしてください。つまり、色も影の部分も黒ではないと判断し、その再構成を紙面上に描くのです。

顔をかく基本

顔を描く基本としては、その卵型のモデリングに中央線と平行線を描くという漫画の技法があります。

ただし、水墨画では、下の画の層は消せませんので、その類のパターンはタブーとなります。つまり、消せない画を描いているのが、水墨画のベーシックとなっているのです。ですので、その中央線としての鼻筋はイメージできても、紙面に表示してはなりません。

そして、目線の位置としても眼窩として、頭蓋骨を認識し、そのうえで、その眼窩に眼球がはまっている状態として、その表層が顔皮膚表面の隙間から現れているようにして、描くと目を描くことが可能になります。

通常は、黒目の丸い部分がちょうど、皮膚の瞼から現れているだけになります。その眼窩の意識があれば、必然的に頬骨の位置もつかめるようになります。水墨画では、黒を黒い色彩として描いてしまうと、眼の中のパターンが黒一色になりますので、注意が必要です。

それは、墨色としてのカラーヴァリエーションとして認識してください。つまり、眼の黒い色を、黒と認識しない、脳内のテクニックが必要になるのです。紙面上のカラーヴァリエーションは、あくまで紙面上の濃淡構成になりますので、画面上の構成・構図感覚で処理しましょう。

着彩の仕方

墨での着彩という表現は、そのカラーグラデーションだけの意味にとどまりません。

つまり、明度の表現として、ペイントの境界線で区切っても良いのです。つまり、白と黒の境界線をはっきり出すことにより、構図の線描も可能となり、画面構成が豊かになります。

つまり、グラデーションをグレーで行ってはならないのです。

まとめ

水墨画人物としてのスタイルは、かつてよりさまざまにあります。一般的に流通している水墨画人物は、その絵描きのスタイルとしての、連作になり、ほとんどがモデルの個性を表すものではありません。

人物に迫るという描き方は、従来の日本画では、細密描写としての面相筆の線描となり、いわゆる線描デッサンという形です。それに反し、水墨画の濃淡により個性を表現する手法では、あえて、線描に頼らない仕組みも当然ながらあります。

ですので、デッサンをするという事イコール写真を撮る意味ではないという意識がけが必要ですし、デッサン自体がモデルの真意に迫る描き方をされていなくてはなりません。水墨画人物では、その肌の色や、唇の色などに、グレースケールで表現をしない方が、着彩という考え方は成り立ちます。つまり、白黒フィルムで取るような写真とは違うという意味です。

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